TVアニメのOP「KICK BACK」、毎話変わるED、そして劇場版の主題歌。『チェンソーマン』は、作品の長さに対して音楽の数が多い作品です。
「あのシーンで流れていた曲、誰の曲だっけ?」と1曲ずつ確認していくと、TVアニメから劇場版まで12組以上のアーティストが楽曲を担当していました。話数・作品ごとに、その全部を並べていきます。
TVアニメの主題歌は、米津玄師のOPと12組によるED
TVアニメのオープニングテーマは、米津玄師の「KICK BACK」。これは知っている人も多いと思います。
一方で、特徴的なのがエンディングテーマです。全12話で毎回違うアーティストが楽曲を担当しており、1話ごとにバトンを渡していくような構成でした。
| 話数 | 曲名 | アーティスト |
|---|---|---|
| 第1話 | CHAINSAW BLOOD | Vaundy |
| 第2話 | 残機 | ずっと真夜中でいいのに。 |
| 第3話 | 刃渡り2億センチ | マキシマム ザ ホルモン |
| 第4話 | 錠剤 | TOOBOE |
| 第5話 | インザバックルーム | syudou |
| 第6話 | 大脳的なランデブー | Kanaria |
| 第7話 | ちゅ、多様性。 | ano |
| 第8話 | first death | TK from 凛として時雨 |
| 第9話 | Deep down | Aimer |
| 第10話 | DOGLAND | PEOPLE 1 |
| 第11話 | バイオレンス | 女王蜂 |
| 第12話 | ファイトソング | Eve |
出典は、アニメ公式サイトのMUSICページと、エンディング全話の担当アーティストを発表した公式記事です。
こうして並べてみると、12組の顔ぶれは豪華です。ジャンルもそれぞれ違えば、キャリアもさまざま。毎週、エンディングが始まるたびに「今回は誰の曲だろう」と楽しめるのも、TVアニメ版ならではでした。
僕は、この1話ごとにアーティストが変わる贅沢さが、チェンソーマンのEDの大きな魅力だったと思います。
「刃渡り2億センチ」は、実は劇場版でも流れている
12曲あるEDの中に、1曲だけ少し特殊な扱いになっている曲があります。第3話のED、マキシマム ザ ホルモンの「刃渡り2億センチ」です。この曲はTVアニメだけでなく、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』でも挿入歌として使われました。
しかも、劇場版で流れたのはTVアニメ版とまったく同じ音源ではありません。劇場版で使われたのは「刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)」というエディット版で、TVアニメ版では聴けなかった2番以降も含まれています。出典は、アニメ公式サイトが劇場版の公開後PVについて伝えた公式記事です。
TVアニメ版しか知らない人が劇場でこの曲を聴いたら、「こんな続きがあったのか」とちょっと驚くかもしれません。
劇場版の主題歌は米津玄師「IRIS OUT」、EDは宇多田ヒカルとのコラボ
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌は、米津玄師が書き下ろした新曲「IRIS OUT」です。エンディング・テーマは「JANE DOE」で、こちらも作詞・作曲は米津玄師のまま、歌唱に宇多田ヒカルを迎えています。
この組み合わせについて、米津玄師本人は次のようにコメントしています。
作っていくうちにどうも宇多田さんしかありえないという気持ちになりとにかくオファーさせていただきました
出典はリスアニ!の記事です。
「IRIS OUT」と「JANE DOE」は、米津玄師のダブルA面シングルとしてリリースされました。配信日は「IRIS OUT」が2025年9月15日、「JANE DOE」が9月22日。CDパッケージは9月24日リリースで、店着日だけ9月22日と変則的です。出典は、こちらもリスアニ!の記事です。
TV版で「オープニングテーマ」「エンディングテーマ」と呼ばれていたものが、劇場版では「主題歌」「エンディング・テーマ」になります。呼び方は少し違いますが、作品の冒頭を飾る曲と、最後に流れる曲という役割は同じです。
TV版のリレーから、劇場版は米津玄師+宇多田ヒカルへ
TVアニメ版では、米津玄師の「KICK BACK」をOPに据え、EDでは12組のアーティストが1話ずつ担当する、かなりにぎやかな構成でした。劇場版になると、その形が大きく変わります。主題歌もEDも米津玄師が軸になり、そこに宇多田ヒカルとのコラボが加わりました。
大勢のアーティストによるリレーから、米津玄師を軸にした顔合わせへ。作品がTVアニメから劇場版へ移るのに合わせて、音楽の見せ方も変わりました。
『チェンソーマン』の物語をもう一度追い直したい人は、こちらの記事もどうぞ。

