劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の興行収入は、2026年3月29日時点で108.1億円です。歴代興行収入ランキングでは45位に入っています。
「すごいらしい」という話は聞いていても、具体的にどれくらいの規模なのかはピンとこない人も多いはずです。公開初日の数字から、最新の108.1億円まで時系列で並べてみます。
初日から動員27.2万人、興収4.2億円という滑り出し
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は2025年9月19日、全国421館で公開されました。
公開初日の成績は、観客動員27万2000人、興行収入約4億2000万円でした。配給の東宝は、最終興行収入50億円を狙える好スタートだとコメントしています。
出典: チェンソーマン レゼ篇:初日興収4.2億円突破 27.2万人動員の好スタート 最終50億円超えも視野 – MANTANWEB
初日だけで50億円という目標が現実的に見えてくるくらいのスタートだったわけです。ただ、実際の数字はこの目標をはるかに超えていきます。
38日間で71.7億円、103日間で100億円突破
初日の勢いがどう伸びていったか、実際に確認できた数字を並べてみます。
| 時点 | 興行収入 | 観客動員数 |
|---|---|---|
| 公開初日(9/19) | 4.2億円 | 27.2万人 |
| 公開38日間 | 71.7億円 | 469万人 |
| 公開103日間 | 100億円突破 | 655.8万人 |
| 2026年1月中旬ごろ | 102.8億円 | ― |
| 2026年3月29日時点 | 108.1億円 | ― |
出典: 公開38日間・71.7億円 / 公開103日間・100億円突破 / 102.8億円到達
ここで面白いのが、38日間から103日間への伸び方です。動員は469万人から655.8万人へ、約1.4倍に伸びました。期間のほうは38日間から103日間、つまり2.7倍かかっています。
初速の爆発力だけでなく、そのあとロングランでじわじわ積み上げた分もしっかりありました。公開直後の勢いだけで終わったヒットではなかったと僕は見ています。
なお102.8億円を記録した時点では、歴代興行収入で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と並ぶ48位につけていました。
興収108.1億円、歴代45位に到達
2026年3月29日時点で、興行収入は108.1億円になりました。歴代興行収入ランキングでは45位です。
この数字は『トイ・ストーリー3』(108億円)を上回っています。44位の『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(109億円)まで、あと1億円ほどまで迫っている状態です。
出典: 劇場版「チェンソーマン レゼ篇」興収108.1億円に到達!「トイ・ストーリー3」抜き歴代45位に – アニメ!アニメ!
歴代の名だたる作品と肩を並べる位置まで来た。これがこの記事で確認できた、いちばん新しい到達点です。
原作3,500万部の厚みが、映画の数字に返ってきた
同じ記事には、『チェンソーマン』のシリーズ累計発行部数が3,500万部を突破しているという記述もありました。配信は200ヵ国以上に広がっているそうです。
原作漫画がこれだけの規模で読まれている作品の映画化が、歴代45位までたどり着きました。偶然というより、原作の厚みがそのまま映画の動員に返ってきた結果だと僕は思います。
同じ藤本タツキ原作のアニメ映画『ルックバック』も、公開後にヒットを記録した作品です。2024年10月7日時点で、国内興行収入は約20億円でした。
この数字はその後さらに伸びた可能性がありますが、この記事で確認できたのはここまでです。単純な比較はできませんが、レゼ篇の108億円がどれくらいの規模か、目安にはなるはずです。
出典: 「ルックバック」動員117万人、興収20億円を突破! – アニメ!アニメ!
原作の全体像を振り返りたい人は、チェンソーマン最終回、232話の自己捕食をどう読むかも読んでみてください。藤本タツキ作品の映像化ペースは、藤本タツキ全作品・映像化年表にまとめています。レゼ篇からアニメを見始めた人には、藤本タツキ、映像化作品を見る順番で並べ直すも参考になります。
